プレゼンテーションの内容を原稿へ落とし込みましょう。
以前にも述べたように、全体の構成はオープニング、ボディ、クロージングの3段階で構成し、全てを文章にしていきます。
(プレゼンの構成について詳しくはこちらの記事「プレゼン|基本の3部構成を覚えよう」を参照)
この時、実際に今回のプレゼンを聞く人が、何に困っていて、どうなりたい人のかを想像しながら書き進めてください。
また、この時の文字起こしは必ず話し言葉を使い、本場いいを想像しながら作文してみましょう。
オープニングでのフッキングとなるネタや、笑いが入る間も全て原稿に落とし込みます。
事前の原稿作成によるメリット
事前にしっかり文章で原稿を書いておくことで、プレゼンの成功率は大幅に上がります。
プレゼンの原稿を事前に準備することには、多くのメリットがあります。
メッセージやストーリーを可視化できる
ここんお説明がわかりにくいな、ここのストーリーはくどいな」といったことに気づくためには、頭の中にあるプレゼンを一度全て紙に書き出して可視化することが必要です。
メッセージやストーリー、ネタなどの不足箇所に気がつく
原稿下の時点でもし言葉が出てこないのであれば、先に確認しておいてよかったと思って、むしろ喜びましょう。
準備不足のまま本番当日を迎えていたら、壇上で言葉に詰まって、そのプレゼンが間違いなく失敗に終わるところでした。
精神的な安心材料
原稿があれば、「これさえ暗記できれば、本番は絶対にうまくいくのだ」という精神的な安心材料にもなります。原稿を何度も読み込んで暗記すると、プレゼン全体のイメージが見えてきて、余計な心配から解放されます。
さまざまなメリットがあるため多少面倒でも、事前にきちんとした原稿を作っておくことは欠かせないのです。
本番で原稿から外れても誰にもバレない
プレゼン本番で、事前に決めた原稿の内容を間違えてしまうことを、不安に思う必要はありません。
実際にはプレゼンであなたがげんこ言うを間違えたかどうかは聞き手には判断できないからです。
聞き手は原稿を手にしてプレゼンを聞いているわけではありません。
暗記すれば大丈夫と言う安心感はあっても、間違えたらどうしようと言う不安は持つ必要がないと言うことは覚えておいてください。
事前に原稿を作り込んでおくことには、メリットはたくさんありますが、デメリットはありません。
あなたの時間が少しだけ費やすことができれば、原稿は書けます。
この時間を惜しむことなく、ぽうれ然の成功のためにもぜひ原稿作りは必ず行うようにしましょう。
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