一年ほど前にスペースギアロングを買いました。
1996年の車です。
この記事はなぜそんなに古い車を今になって私が購入したのかという、勝手な持論を述べるだけの記事になっています。
この車を買ったのは車を乗り換えた訳ではなく、前に所有していた車を結婚と共に越してきた妻が使えば良いと思い、奥さんカーにしたため、もう一台自分の車が必要になったので車の購入を検討していました。
私は結構車が好きな方です。
それなりにいろいろな車に乗ってきました。
今回奥さんカーにしたフォルクスワーゲンのパサーとオールトラックも購入する時に、「今まで乗ったことのないタイプの車に乗りたいな」と思い、初めての欧州車を購入しました。
4WDは必須条件
私が車を購入するときの必須の条件として四駆であることは必須条件です。
というのも住んでいる地域が雪国であり、アウトドアの趣味があるため、タイヤが滑った時だけ4輪駆動になるようななんちゃって四駆ではなく、それなりに四駆性能に定評のあるモデルを選ぶようにしています。
20代の頃にカナダに4年間ほど住んでいました。とても貴重な海外生活をしていた時期でもあり、その頃の思い出は今でも色褪せることなく、なんなら少し美化された思い出となっています。
その頃に乗っていた車が何台かあるのですが、どれもこれもアメ車のフルサイズで所有欲はかなり満たされる車ばかりでした。
GMCのサバーバン、フォードのブロンコ、フォードのE-350と乗り継ぎました。
これはサバーバン。
友人から譲り受けた車で、フルサイズSUVの代名詞的な車です。
ただ、この車はFRの二駆でした。
そしてこれがブロンコ。
パートタイム4WDで2WD/4WD H /4WD Lと切り替えられる本格的なオウロード車です。
ちなみにほぼほぼフルノーマルで乗っていました。
手のかかる車でしたが、その分とても愛着のある車でした。
最近復刻されニューモデルが出ていますが、一昔前のブロンコはフルサイズの車幅を持ちながら3ドアのショートボディに5.8Lのモンスターエンジンを積んでいます。
もちろん燃費なんて概念はなく、ガソリンは垂れ流し状態。3km/Lしか走りませんでした。
しかし、その独特の存在感と、アメ車独特のV8サウンドは虜にさせてくれました。
この車でカナディアンロッキーを1週間かけてロードトリップしたのはいい思い出です。
僕はこのブリンとした後ろ姿が大好きです。
室内空間の広さも重要
そして、たまたま友人が売りに出していたE-350。
この車はFRの二駆ですが、この頃バンライフに憧れていた僕は、ついつい買ってしまったのです。
フォードのフルサイズアメ車2台持ちという無駄の極みのようなことをしてしまっておりました。
このフルサイズバン。
E-350という車なのですが、ボディはエクステンドのグレードで、リヤクォーターガラス分長いモデルです。
登録はバスとして登録されており、乗車定員は15名。
シートは簡単に取り外せるので、2列だけ残してベッドを組んでバンライフを満喫していました。
ブロンコとE-350は同時期に所有していたこともあり、用途によって乗り分けをしていました。
どちらもずっと乗り続けたい車だったのですが、日本に帰ることになり手放すことになりました。
日本に帰ってからもこの2台持ちの生活がどうしても忘れることができず、とはいえ日本でフルサイズの車は道路事情的に向かないという事もあり、
日本の国土にあったサイズの車で、本格的な四駆のシステムを持ちながら、室内空間を最大限取れる車は何か。
を考えた時に、三菱のデリカスペースギアが思い浮かんんだのです。
さらにスペースギアにはハイルーフのロングボディも球数は少ないですがラインナップされていました。
ハイエースという選択肢もあったのかもしれませんが、個人的な好みでトヨタ車はあまり選びません。
ハイエースもランクルも良い車であることは重々承知しているのですが、ひねくれ者の僕はそういった人気車は自分が所有したいとまではならないのです。
スペースギアロングのハイルーフそしてディーゼルのモデルはもう日本にはほとんど残っていません。
しかし、根気良く探すと出てくるものですね。
10万km手前のフルノーマルの車が出てきたのです。
内外装も上々のコンディション。
そんな車が今の愛車というわけです。
年式相応の細かな修理は絶えませんが、駆動系は今の所快調なので、長いこと乗り続けたいものですね。
まずはあと3年で30年前の車になるので、そこを目指しています。
特になんの根拠もないですが、車は発売当時のハイラインのグレードの車は状態さえ良ければ、30年経ってから価値が上がっていくと考えています。
これから長い付き合いができればと思います。
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