プレゼン|人は興味のある話しか聞かない

学んだこと気づいたこと

プレゼンテーションはそもそも聞き手にとって、自分に意味がある話だからこそ、理解しようと思って話を聞きます。

全く自分にとって関係のない話であれば、そもそも話に興味が持てないので聞きません。

そこで、自分にとって意味がある話、自分にとって関係のある話であると聞き手にしっかりと認識してもらうことが、わかりやすいプレゼンへの重要な第一歩となります。

そのために、オープニングで「このプレゼンを聞くことのメリット」、さらにそのプレゼンを機書かなかった場合のデメリット」を伝えることが大切です。

つまり聞き手に心の準備をさせるのです。

(このことについてはこちらの「感動させて行動してもらうための3大原則」の記事に詳しく記しています)

このメリット・デメリットの話を、「一般的な話」ではなく「聞き手自身にとっての話」にしてあげることがコツです。

例えば健康食品についてのプレゼンを行うとします。

この時に、「健康な生活、活力にあふれた生活ができる。そんな食品についてお伝えします」と伝えても、あまりピンとこないのではないでしょうか。

いうまでもありませんがこれは一般的なメリットに過ぎないからです。

聞き手を話に引き込むほど強烈な、本人にとってのメリットではありません。

一方で、「公園であなたの可愛いお孫さんと、大好きなサッカーを楽しめるのは、健康な体があってこそのこと・・・。そんな素敵な時間をぐっと伸ばせる、食生活の秘訣についてお伝えします」と言えば、これは聞き手本人にとってのメリットとして認識されるでしょう。

前者の例よりも、ずっと好意的な反応を得られるはずです。

孫と遊びたいもの、公園でサッカーができるのも、聞き手自身に関係する話として認識されるからです。

聞き手自身が「それなら聞きたい」と言い出すメリットを、オープニングで伝えることができているかが重要です。

ここまで読んで感の良い方は気づかれたかも知りませんが、プレゼンをする話し手であるあなた自身も聞き手のことをしっかりと理解しておく必要があります。

聞き手が何に興味があるのか、どんなことを課題に感じているのかなど、あらかじめ下調べやターゲティングをしっかりとし、そのたった一人のペルソナに対して自分の主張を伝えるられるように、入念に準備する必要があるのです。

その上で聞き手にとって意味のあるプレゼンを行い、「わかりやすい」という評価を掴み取りにいきましょう。

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