やりきったと言う安心感を持とう。
本番当日、プレゼンテーション直前には誰でも緊張するものです。
スポーツ心理学の世界では有名な話ですが、適度な緊張は当日のパフォーマンスにプラスの影響を与え、過度な緊張は逆にパフォーマンスの低下につながるそうです。
となると、いかに緊張をコントロールして、適正な範囲内に収めるか、と言う点が課題となってきます。
そのためには、プレゼン直前に自分に次のように問いかけてみましょう。
「このプレゼンの準備で、何かやり残したことはあるか?」
本番までにやらなければならないことは、このWebサイトでもさんざん述べてきました。
まだ準備が整っていないと言う人は他の記事をぜひ読んでいただき、プレゼンの構成作り、聴衆を味方につけるた目のコツ、原稿の作成、本番までの練習などやらなければならないことを済ませましょう。
この問いに対して「ないです。全てやり尽くしました」と言える状態になるまで、事前準備を行うのです。
こうして、「できることは全てやり切った」と言えるようになるまでに費やした、事前準備への時間と労力こそが、あなたへのプレゼンへの不安や緊張を和らげてくれる1番の支えです。
本物の努力は、あなたのことを決して裏切りません。今できることを徹底的にやり尽くすことで、結果は後から勝手についてきます。
あなたが今やらなければならないことは、「やり残したことはない」と断言できるまで、事前準備をやり抜くこと以外ないのです。
この「全てやり切った」と言える心理状態になることこそが、プレゼン本番直前の緊張間を、適正レベルにコントロールする最高の方法であると考えます。
もし、準備時間の不足などで、万が一「まだやり残しがある」と思えるようであれば、プレゼンが始まるまでの時間を使って、できる限りの事前準備を行いましょう。
頭の中で聞き手をイメージし、語りかけるつもりで時間の許す限り覚えた原稿を口に出して練習します。
こうすることで、多少なりとも緊張感を和らげることができるはずです。
安心してください。
あなたは他の誰よりも多くの時間、多くの準備に取り組みました。そんなあなたが、軽い気持ちでプレゼンに取り組んでいるその他大勢に負けるはずがありません。
あとは、準備したことを当日出し切ることに専念すれば大丈夫です。
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