無形民族文化財にもなっている「御柱祭」で有名な長野県の諏訪大社へ参拝に行ってきました。
諏訪へ行ったら外せないのがやっぱりうなぎですね!
今回は諏訪大社の四社巡りをする時に必ず、訪れる下諏訪でコスパの優れた「うな富」さんを紹介します。
今回の旅の目的は諏訪大社参拝。と同じくらいグルメ楽しみにしていたため、車ではなく電車の旅をチョイスしました。
JR下諏訪駅で下車し、歩くこと10分弱。
住宅地の中からふわ〜んとうなぎの香ばしい香りが漂ってきました。
駐車場はお店の斜向かいに数台だけ停められるスペースがありました。
平日の13時ごろに行ったため、待ちは1組だけ。
週末なんかは平気で1時間以上の行列ができるほどの、人気店だそうです。
まずはお店の人に声をかけ、順番が来たらブザーがなる札を受け取ります。
店の外で待つこと数分で入店することができました。
店内は明るくテーブル卓とカウンター、奥に座敷があり、20〜30席程度の街の食堂といった雰囲気。
庶民的な雰囲気がありながらも、改装もしながら綺麗に維持されているんだなという感じでした。
メニューは至ってシンプル。
どんぶりメニューか定食メニューで、それぞれ蒲焼、もしくは白焼きの鰻が食べられます。
私はどちらも食べたかったので、とちらも2切れずつ乗っている「白蒲定食」にしました。
今日は昼間から酒を飲むぞと、意気込んで電車でやってきたのでまずはビールから。
ビールは札幌の赤星です。
グッドチョイスですね!
お通しにうなぎの骨煎餅と蕨の小鉢が出てきました。
このうなぎの骨煎餅が、最高。
カリッカリに炭火で焼かれたうなぎの骨に、うなぎの出汁の旨味が凝縮されたタレが塗られており、これだけでお酒が進みます。
そうこうしているうちに、白蒲焼定食が出てきました。
うな富さんでは鰻丼が定番っだそうですが、定食になると鰻重になるんですね。
二段に重ねられたお重には蒲焼とご飯とが分けて盛られています。
また、標準で肝吸いがついてくるのも嬉しいポイントですね。肝吸いが苦手な人はあさり汁に変更も可能とのこと。
しかしこの肝吸い、私が今まで食べたことのある肝吸いの中で一番美味い!是非ご堪能していただきたいです。
白焼きにはおろしたてのワサビが添えられており、テーブルにある醤油と一緒にワサビ醤油で召し上げれとのこと。
個人的にはワサビと塩でも食べてみたかったですが、パリッパリに焼き上げられた皮と、フワッフワの身が見事なアンサンブルです。
口の中でほろほろほろっと解ける、白身と、パリッと焼き上げれれている皮の裏側に残る脂の旨味が絶妙でした。
蒲焼の方はどうかというと、先ほどの骨煎餅に塗られていたタレがたっぷりと染み込んで焼き上げられており、しっとりとした食感ながらも、白焼き同様、パリッパリの皮と、ほろほろと崩れる厚みのある身がお口の中を至福にしてくれます。
たまらずお酒を追加注文。
高天という岡谷にある酒蔵の冷酒です。
このお酒がまたうなぎによく合う。
しっかりと旨味の乗ったうなぎの脂を、スッと洗い流してくれるような、すっきりとした淡麗の中にも米の旨味を感じることのできるお酒。うなぎには熱燗も良いかもしれませんが、冷酒ですっきりさっぱりというのも乙なものでした。
個人的には蒲焼があと引く旨さで、また是非訪れたいなというお店でした。
ちなみに妻も同じ白蒲焼定食を頼んで、10,000円以内で収まりました。
飲み食いしてこのコスパは嬉しいですね。
手人さんの対応も気持ちお良い対応をしてくれたおかげで、昼間から大満足プランのランチです。
是非、諏訪大社へお参りに行く際はうな富へ立ち寄ってみてください。
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