利用される人になろう

学んだこと気づいたこと

「利用される人」って聞くと、あまり良いイメージを持っていない人も多いかもしれません。

「利用するだけして、そのあと疎遠になってしまった。」なんて愚痴を聞いたことはないでしょうか?

もちろんそういった、ネガティブに受け止めざるをえない場合も、中にはあるかもしれません。

しかし一概に人から利用されるというのは、あながち悪いことばかりなのでしょうか?

趣味と仕事

物事の見方を変えてみます。

「好きなことを仕事にする」ということに対して、是非を問うような議論、身に覚えはありませんか?

これに対しての私の意見はこうです。

「趣味」と「仕事」は違う。という認識を持つようにすること。

趣味と言うのは、時間とお金があればいくらでも、やっていたいことではないでしょうか?お金はかけても、お金を産む必要はありません。

しかし、趣味からさまざまな知識が身についたり、人間関係が広がっていく可能性はあります。

それに対して仕事というのは、お金を生み出す必要があります。

自分の技術や能力で生産性のあることに時間を使ったり、成果物を納品したりして、人からお金を受け取るのです。

これは自分で事業を営んでいる場合でも、会社で雇われている場合でも同じです。

サラリーマンの場合は、会社からすればいわばサブスクであなたの労力を時間で買い、会社の事業に活かしているのです。

つまり、趣味と仕事はお金を産むか産まないかと言うことも大切です。

しかし、それ以前にどのような事が趣味で、どのような事は仕事なのか。

それは下記のように表現することができます。

  • 趣味=好きなこと
  • 仕事=人の役に立つこと

こう考えると、「人に利用される人」というのは、イコール「仕事ができる人」と言い換える事はできないでしょうか?

あなたは利用される人間なのではなく、それはあなただからこそできる仕事、をしているのです。

利用されて終わったと言う口の先にあるのは、相手への期待です。

相手の行動が自分の期待と違う行動をとられたから不満なのです。

つまり人を動かすことができるようになればその不満はかいけつされます。

人を動かすために必要な事

幼児は人を動かしたい時に何をするでしょうか?

「お腹が空いた」「さびしい」、と自分の主張をアピールします。ときには泣くと言う手段で、親の気を惹きつけます。

それが子供になると、言い訳することを覚えます。

自分の立場を説明することによって、要求を訴えようとします。

では、大人はどうでしょうか?

大人になると、相手のメリットになることを伝えます。

「自分はあなたに〇〇ができますよ」と、相手側のメリットを立てる事で、人を動かします。

つまり、周りの人があなたを利用すると言う事は、あなたにはそれだけの価値がある人であると言う事です。

まずは自分自身が、人に何をすることができるかを理解することから始めましょう。

そして、それを自分から能動的に人にメリットを与えることを示しながら提案する事が大切です。

是非、人から利用される人になり、自らの市場価値を高めていく努力に磨きをかけましょう。

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